夏の終わりを駆け抜けた

めまぐるしく、夏の日々が過ぎてゆきました。

全ての瞬間が、どれも愛おしいのですが、あまりにいろんな事が一気に過ぎ去ってしまって少しずつの報告になります。


まずは1stアルバム「からっぽ」リリースパーティ秋田編。

ゲストのThe One Sessions , 民謡梅若会 とともにお送りしたSKAなUNITYも盛り上がった満員のLIveSpace四階。秋田でバンドを組めて、縁に恵まれて、本当に良かった。

翌週は六本木「新世界」でのリリパ東京編。

 予想以上の満員御礼っぷりで、泣きました。アラゲホンジ、コロリダスと共にお送りした盆踊り的UNITY、そしてぶっつけの「からっぽ」セッションもグッときました。メンバーみんな、東京（千葉）を余す事なく楽しんで帰っていきました。



 その前日は、大学時代のほとんどの時間を捧げた浅草サンバカーニバルを観戦。懐かしい仲間と一日中酒を呑み続け、当日朝、あ、やっちまったな、と思いましたが、しっかり歌う事ができて、よかった。

休む間もなくコロリダスのレコーディング＠山中湖。
ひとりずついらっしゃる素晴らしいゲストミュージシャン達との録音。

（小西英理さんの新兵器）

素敵な環境、エンジニアさん、けんたが作るウマいまかない、そして思わぬ機材トラブルのおかげ？で、メチャクチャグルーヴィーで良い音が録れたと思います。
コロリダス2ndアルバム、ご期待ください。飛躍します。

朝方東京戻ってその日コロリダス×青谷明日香＠吉祥寺Baobab
「うつくしい秋田」を聴いて泣き、「異端児の城」を一緒に演奏してまた泣きました。
この日から青谷さんとは３日間一緒でしたね。

一夜明けて秋田に戻ると、稲穂の頭は垂れてすっかり秋の気温。

日本一オシャレな限界集落の祭り。
二年前からコロリダスで参加していた「上小阿仁音楽散歩」に、今年は英心 &The Meditationaliesで、O.Aとして参加しました。

コオロギの音か、スピーカーノイズなのか区別のつかないステージで、

トンボや蝶々、山の木霊。大いなるなにかとの交信。

山蛭だってローリン。ローリン・ヒル。

まさに、自然とのUNITY。　空気がウマすぎた。

今年は我々が前座で、青葉市子、青谷明日香、馬喰町バンド、民謡梅若会という素晴らしいラインナップで、棚田のロケーションにばっちりフィット。天気も味方してくれた。
イベントオーガナイザーはうちのフルートのいしまです。さすがだよ。おつかれさま。ありがとう。


打ち上げは、森岳温泉を経て全出演者とスタッフが集ってうちの寺の本堂で大宴会。

毎年打ち上げを楽しみに、最高な料理と酒を準備してくれる家族と、近所のサバイバルマスター、梅ちゃんには、頭が上がりません。

打ち上げで、馬喰町バンドの武さんとハブハブと、フリースタイルラップバトルをしたり、

舞踏をしてるうちに空を飛んだりして、

子供の時の「遊び」を思い出した。

原点にもどって、もっと無邪気に、生きて良いんだ、と思った。



んで、落ち着いたころに、

青葉市子ちゃんがギター弾きだしたから、

俺は叔父の形見のギターを持ってきて急いで切れてた１弦を張って、

んで弾いてもらった。

そしたら、ナイトクルージングや、原田郁子さんのあの歌や、細野さんのあの歌や、たまのあの歌や

いろんなうたを歌ってくれた。

俺は彼女のお膝元に頭を置いて寝転がって、その繊細な音と声を逃さないように目をつぶって聴いた。

絶対に今夜、この音を逃すまいと思った。

うちの寺は、ホント最高。


いろんな人と一緒に、楽しい事ができて幸せです。


いろんな事がありすぎて締めくくりの言葉が浮かびませんが、


なんでしょう、ご縁、リスペクト！！


おれはもっと苦労というか、努力をしなきゃな。


さ、冬の準備始めよう。




英心　　拝